国内の格式ある料理の一つ、京料理を堪能できる「光仙別亭」での食事は、まさに上質な時間となりました。
食事は、胡麻豆腐のすり流しで幕を開け、山芋のねばりといくら、山葵のアクセントが特徴的です。続く海月の雲丹和えや小さなお寿司、そして酢の物や味噌蒟蒻など、一品一品が洗練された味わいで、舌の上で踊るような楽しさを感じました。
このような上品な料理には、やはりお酒が欠かせません。店名と同名の日本酒「光仙」は辛口でスッキリとした味わいが、京料理との相性が抜群でした。
焼物としては、沼うなぎとステーキを楽しみました。特にステーキは、レア感のある焼き加減が素晴らしく、もう少し量があればと思うほどの美味しさでした。食事の〆には、土鍋でしっかりと炊き上げられた鯛ごはん。これを食べると、日本の美味しさを再認識できるような気持ちになりました。食べきれない分はおむすびにして持ち帰り、翌朝もその美味しさを堪能しました。
デザートとして、洋梨がのったトマトのゼリーを頂きました。甘さ控えめで、さっぱりとした後味が印象的でした。
「光仙別亭」は、本格的な京料理を気軽に楽しめる場所として、心からおすすめします。