食いしん坊たちの冒険は、「エル・サラーヤ」というエジプト料理のお店へと続きます。ここでは、熱い夏にぴったりのエジプトの伝統料理を楽しみました。
まずは、モロヘイヤスープからスタート。エジプトの「王様の野菜」とも称されるモロヘイヤを使用したこのスープは、チキンスープのコクとモロヘイヤのトロリとした食感が絶妙で、「おふくろの味」としてエジプトで親しまれているんですね。
次に、サンブーサを試してみました。カリカリに揚げられた皮の中には、スパイシーなマッシュポテトと野菜がたっぷり。インド料理のサモサに似ていますが、このサクサクとした食感はたまりません。
そして、ターメイヤはそら豆をベースにしたコロッケで、ハーブやスパイスが効いています。揚げたての熱々を味わうと、そら豆特有のやさしい風味が広がります。
最後にムサカを頂きました。中近東の伝統にちなんだこの料理は、マトンのミートソース、揚げナス、チーズを重ねてオーブンで焼いたもの。各層が織りなす味わいが、ギリシャ版とはまた異なる美味しさを感じさせてくれます。
予定していたベリーダンスショーは見られませんでしたが、エジプト料理の魅力を存分に堪能。スパイスの効いた料理とともに、異国情緒あふれる一夜を楽しむことができました。次回はベリーダンスショーも楽しみたいですね!