最近、以前よく訪れていた居酒屋が代替わりしていたことを知り、興味を持って訪問しました。以前は年配のご夫婦が経営していた店ですが、今は息子さんが引き継いでいるようです。
店に入ると、ご主人らしき男性が一人で切り盛りしていました。中瓶ビールを頼んだところ、最初の一杯はご主人がお酌してくれました。店内は安っぽい内装ですが、割烹のような丁寧な接客が心地よかったです。
まず提供されたのは、蓮根に辛し明太子を詰めたお通し。その次には意外なゴマ豆腐で、下半分にはカニのほぐし身とカニミソが隠されていました。最後にはゴマだれで和えた柿が出され、これが非常に美味でした。
このお通しに合わせて日本酒「おわら娘」を注文しました。富山産のフグ一夜干しも加えて、日本酒をさらにお替わり。料理とお酒のマッチングに満足しつつ、ご主人の提案で自家製カラスミも試しました。これが800円ほどの価値ある美味しさでした。