息つく間もない、この現代。
今日のあなたは、心豊かに過ごせましたか?
もしかして、悩んでばかりいますか?
悩みがあると、心豊かでばかりはいられないかもしれません。
しかし、悩みがあるから、心は育つのです。
うんと悩んだ日、絶望的に不幸な日。
あとから振り返った時、
かけがえのない日々だったと、そう思える時が、来るかもしれない。
そう、「かもしれない」で、いいんです。
過去はいずれ、嫌でも変えられなくなるのですから。
だから悩みから逃げず、悩みの真ん中を、恐れず突き進んでほしい。
森を抜ける近道は、大抵の場合一直線。
少なくとも、それでいつかは抜けられるではありませんか。
寂しい時もあるでしょう。しかしその寂しさを大事にしてほしいのです。
寂しさや悲しさをアソビでごまかさないでください。
使い捨てにしないでください。
耐えて、戦って、勝てなくてもまた耐えて。
そうして、自分を育てる「こやし」にして欲しい。
人間だって、木と同じように、光がいります。
人間だって、花と同じように、水がいります。
人から大事にされないと、心は枯れてしまいます。
あなたが今まさに人に大事にされていないならば。
あなたの周りに、光がないというならば。
あなたこそが、誰かの光になってほしい。
太陽になってほしい。
そして、言葉という水をやってあげてほしい。
それは、苦しみを知るあなたにしか出来ない。
自分で自分を、喜ばせて。その日1日を励まして。
心を豊かにできたなら、あなたと誰かもう1人。
心が豊かに、なるかもしれない。
周りの悲しみが、減るかもしれない。
幸せはそうして、やってくるものでしょう?