久々に新地で美味しい夜を過ごしましょう!新地本通り、四つ橋近くの地下にひっそりとたたずむ「鳥どり」へ。その入口は、まさに新地らしい洗練された雰囲気が漂います。
店内は、居心地の良いカウンター席と、プライバシーが守られたガラス仕切りの掘り炬燵個室が4つ。私たちは個室での食事を選びました。
この夜の主役は「焼き鳥五本と鶏逸品の鶏味わいコース」で、価格は2500円。乾杯はレモンサワーとトマトサワーで。スタートは、紅ショウガのサラダから。さっぱりとした味わいが食欲をそそります。
次に登場したのは、黒枝豆の冷製ポタージュ。ビシソワーズ風のこの一品は、新しい鶏料理の世界への扉を開きます。鶏胸肉には山葵と梅を添えて、ズリ塩、せせり塩、そして加賀レンコンの雲丹醤油焼き...。一品一品が鶏の新たな魅力を引き出しています。
モモねぎま塩やつくねたれ、そして鳥白湯スープに至るまで、すべてが絶品。黒酢の油淋鶏は、その香り高い味わいが印象的です。
〆は、こだわり玉子の親子丼と、炭香る鶏南蛮つけそばで。濃厚な玉子と炭火で焼かれた鳥の組み合わせは、言葉にできないほど美味しいです。関西の焼鳥屋さんならではのそばも、一口食べるだけでその味わいに満足です。
二人で6600円程度と、このクオリティでこの価格は大満足。最後までお腹いっぱいになり、帰り道に丸亀製麺のことを考える余裕もありませんでした。
新地での一夜は、美味しい鶏料理とともに、忘れられない思い出となりました。