五十肩とは肩関節周囲に何かしらの影響で炎症を起こすことを言います。
炎症とは、体に雑菌が入ったり、ひどい捻挫をしたなど、体に何かダメージが及んだ時に、自分でそのキズを治そうとする自然反応です。傷ついた場所を治す材料を血流に乗せて患部へ運ぶため、局所の充血が起こり、患部が赤く腫れます。熱や痛みも覚えます。
痛みを感じさせることで体に無理をさせないようにしたり、体の悪い場所を認識する役目があり、炎症は体を守るのに大事な反応なのです。
五十肩はまず肩の中心にある靱帯や関節包、その周りで炎症が起こります。炎症が治まり、組織修復が進む時、コラーゲンなどの回復物質が増えます。
きれいにコラーゲンなどが損傷部位に並べばいいのですが実際にはバラバラに積み重なって固まり変形します。これを線維化といい、動かさない期間が長いとその硬化はより悪化するとされています。そのため炎症がある時は安静にしなければなりませんが、炎症が鎮まり痛みが緩和してからは運動刺激を与えることが大事なのです。
また五十肩の特徴的な症状として夜間痛があります。
正確な原因はわかっていませんが、昼間、体を起こしている時、腕の重さによりそのつなぎ目となる肩関節内部では隣り合う組織同士にゆとりができます。
一方、横になると腕の重さが重力の影響を受けなくなり、肩関節内部のゆとりがなくなり刺激されやすくなって痛みを伴う。また、夜間は日中の煩雑さがなく、注意が肩に向きやすくなるため、などとも考えられています。
上記に記載した通り関節内部が硬化してしまうと大変なので運動などの早めの対処が重要です。
土日受付、予約優先制
船橋新高根整骨院