こんにちは!
小岩名倉総武整骨院です!
◎産後に多い体の不調とその対策
妊娠・出産を経た体は回復する過程で、さまざまな不調を感じやすくなります。ここでは、特に不調が出やすい部位とその原因、症状についてわかりやすく解説します。
1. 骨盤周辺
原因:妊娠中に広がった骨盤は、出産時に大きな負担がかかります。産後も完全に元に戻らず、周囲の筋肉や靭帯に影響が出ることがあります。
主な症状:骨盤のズレや歪み・腰痛や股関節痛・尿漏れや骨盤底筋の衰弱化
2.腰や背中
原因:妊娠中にお腹が大きくなることで姿勢が崩れ、腰や背中に負担がかかります。 さらに、赤ちゃんの抱っこや授乳姿勢が筋肉を緊張させます
主な症状:腰痛・肩こり・背中の張り
3. 腹部・腹直筋
原因:妊娠中に腹直筋が左右に引き離される「腹直筋離開」が起こり、産後に筋力が弱まることがあります。
主な症状:お腹のたるみやぽっこり感・腹筋の弱さ・腰痛(腹筋のサポート力が低下するため)
4. 手首や指
原因:赤ちゃんの抱っこや授乳時の固定姿勢により、手首や指に過剰な負担がかかります。
主な症状:腱鞘炎(ド・ケルバン病)・手や指のしびれ
5. 下半身(足や膝)
原因:妊娠中の体重増加やホルモンの影響で、関節が柔らかくなることが関係しています。
主な症状:膝の痛み・足のむくみ・足の疲れやだるさ
6. 精神面
原因:ホルモンバランスの変化や睡眠不足、育児のストレスが影響します。
主な症状:マタニティブルー・産後うつ・情緒不安定
7. 全身の疲労感
原因:出産による体力消費や、赤ちゃんのお世話による睡眠不足が主な原因です。
主な症状:倦怠感・体力の低下・慢性的な疲労
◎産後の不調を考えるための対策
骨盤ケア:骨盤ベルトや産後ヨガ、ピラティスで骨盤を安定させましょう。
姿勢の改善:抱っこや授乳の際は、無理のない姿勢を心がけてください。
適度な運動:ウォーキングや軽いストレッチで体を動かすのがおすすめです。
休息:周囲のサポートを受けて、しっかり休息時間を確保しましょう。
専門家への相談:産後整体理学療法士、産婦人科医に相談する一つの方法です。
☆産後の体の回復には時間がかかることもあります。
無理をせず、自分のペースでケアしていきましょう。不調が続く場合は、専門家に相談することをおすすめします。
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