大分県日田市といえば、ひな祭り、焼きそば、天領水などが有名ですが、観光名所のひとつにサッポロビール工場があります。
日田へ温泉旅行に行ったときには、大抵立ち寄ります。
その理由は、工場見学が無料であることに加え、ビール園で食事も出来、一石二鳥だからです。
ビール工場の見学なんて子供は楽しめないんじゃないかと思い込みがちですが、大画面モニターの上映や、実物の原料を手に取ることができるなど、小学生以上の子供なら興味を持って見学しています。
ビールの欠品検査は、いまだに人の目に頼る部分もあることに意外性を感じたり、ガラス瓶の再生利用などを知ることもでき、大人も勉強になることが多いです。
さて、工場見学が終わったあとは、お待ちかねの出来立てビールの試飲コーナーへ。
おつまみはクラッカーなので少し寂しいですが、ビールはお代わりも出来ますので、一人で何杯も飲んでるオトーサンもいます。
飲めない人にはアップルジュースもあります。
私は運転任務があるので、いつもアップルジュース。日頃ほとんど飲まない妻がこのときだけはグラス2杯もビールを飲んで「出来立てはおいしい」などと言っております。
工場と同じ建物内にサッポロビール歴史記念館があり、そこも興味深いです。
創業時から現代に至るまでの写真が掲示され、懐かしのテレビCMが流れています。
明治時代から、大正、昭和と歴史の流れに沿ってビールをめぐる当時の生活が等身大模型で再現されており、食器やおつまみがその時代に応じて変化していることが分かり面白いです。
昭和40年代後半を再現した「同棲時代」を思わせる若者の部屋は、当時のアイドル雑誌もさりげなく置いてあったりして懐かしかったですよ。