友人に連れられて訪れた高井戸の「Giardino dal 1971」では、想像を超えるユニークなイタリアン料理に出会いました。本日のお勧めコースは、一般的なイタリアンとは一線を画すメニューが揃っていました。
前菜からして驚きの連続。未知の豆を使ったミネストローネ、ポテサラに北海道産の山わさびを合わせたボローニャ風ソーセージ、鶏ムネ肉ハムにふきのとうのソース、ズイキのカポナータにおからとカシューナッツのクスクス風料理など、舌も心も踊る味わいです。
続いてういきょうのグラタン、スティルトンチーズと夏みかんのマリネ、ほうれん草とトマトと玉ねぎの軽い煮込みにリコッタチーズなど、斬新なアイデアが光る料理の数々。見た目も楽しく、味も秀逸です。
メインの豚バラ肉の軟骨煮込みはトロトロで、古代小麦のパン、自家製たまごめんパスタにラグーソースと、どの料理も一つ一つが細部まで計算された美味しさ。ドルチェのしっとりケーキも絶品でした。
店主の一人で切り盛りする丁寧な説明とサービスが、料理の魅力をさらに引き立てています。そして、驚くべきは、これだけの料理を2800円で味わえること。次回のメニューも期待大で、また訪れたいお店の一つになりました。