タワラビジユツカン
博物館・美術館
芦屋川駅から徒歩2分(160m)
携帯用筆記用具「矢立」が常設展示されていて、その他にも浮世絵、根付刀装具、煙草入れ、髪油壷などが展示されています。 矢立(筆入れ)をコレクションする日本で唯一の美術館ということで、かなり珍しく興味深くみれました。
古来の携帯用筆記具である矢立を中心に江戸期の根付、刀装具である鍔、小柄、柄縁、柄頭、目貫、また、煙草入、髪油壺など幅広いものを展示してあります。特にここの目玉は矢立です。矢立というのを見たのも初めてですし、存在自体もしりませんでした。矢立とは昔の筆記用具入れです。確かに今まで昔の筆記用具をどうやって入れていたのかや、持ち歩いていたのか等考えたこともありませんでした。矢立は鎌倉時代から存在していて、最初は筆と墨壺を入れた非常に簡易的なものでした。時代が進むごとに持ちやすいように、また同時に多くのものが入るように形状や大きさが工夫されていき、進化の過程が面白いと思いました。意外だったのはベースの部分は今の筆記用具入れとそれほど違わない点です。日本は昔からこういった小物類の作製技術が高かったことを感じました。珍しい矢立を見れるだけでも行く価値のある場所です。
店舗・施設の情報編集で最大74ポイントGET
※「お問い合わせの際は、エキテンを見た」とお伝えください。
このマークはお店がエキテンの店舗会員向けサービスに登録している事を表しており、お店の基本情報は店舗関係者によって公開されています。