神戸市立小磯記念美術館

神戸市を代表する洋画家、小磯良平の作品ばかりを集めた小さな美術館。
大人２００円と入園料も安く、立地条件からか休日でもそんなに客も多くないので、作品をゆっくり見て回れるのが魅力。
季節ごとに作品の入れ替えもあるので、ふらっと立ち寄るにはいいと思います。

神戸で人気の作家、小磯良平の作品が沢山あると聞いた美術館へ行ってきました。
小学生の遠足でしょうか？わりと混雑していて、そして賑やか。
先生！もっと静かにさせないと！
落ち着いて観れなかったのは少し残念でした。
それでも作品は素晴らしく、人気の秘密がわかった気がしました。
ただ、他の作家さんの作品も展示されていて、それも含めての入館料なのか？と思うと、少し割高な気がしました。

六甲アイランド内にあります。駐車場もありますし、バスや六甲ライナー（最寄はアイランド北口）でも行かれます。この美術館内には小磯氏のアトリエも再現されています。
私は小磯氏が描いたパリの絵が好きなので、その作品が企画された時に訪れました。
展示室がいくつかあり、なかなか見ごたえのある展覧会でしたし、のんびりした良い空間でした。過去の図録も在庫があれば売店で売られています。

公立の美術館とは、もっと郷土の画家を大切にすべきと思っていました。神戸ではちゃんとやっているんでえすね。流石と言うべきでしょう。
日本を代表する近代画家の故　小磯良平のコレクションと美術研究をする美術館を運営していることに感激しました。個人的な趣味としては小磯良平はどこかこじんまりしている絵の感じがして好きな画家ではないです。
でも、郷土の誇りとしての行政の姿勢は素晴らしいと思います。