綱敷天満神社

灘区と東灘区の境目、石屋川の近くにある神社で「御影の天神さま」と呼ばれています。好きなラーメン屋さんに近く、公園沿いにあるということで石屋川や御影の方に行ったらたまに散歩がてら歩いて行きます。

この辺りの神社というとスケートの羽生結弦選手が参拝したことで全国的に有名となった「弓弦羽神社」がありますが、ここ綱敷天満神社も古くからある神社です。天神さんということは菅原道真の時代以後の創建かな？と思いきや由緒はもっと古く、時代は不詳とされているものの基となる神社は上代には既に存在していたようです。
神戸市には、ここ以外にもうひとつ「網敷天満宮」が須磨にあります。そちらは大変華やかな神社なんですが、個人的には御影の静かな雰囲気が好きです。道路からちらりと見える木々と本殿の屋根、緑に囲まれた参道は街中の神社とは思えないほど落ち着きます。

そんな閑静な神社ですが、にぎやかになる時期があります。春祭りの時期、この辺りはだんじり(地車)が出て、街中を巡行します。網敷神社には2地区のだんじりが宮入りします。この時はまさにお祭り騒ぎ。鳴り物の音が反響し、だんじりががっとこっちに迫ってくるような感覚。ものすごい活気とエネルギーでした。

梅の時期は境内の梅の花がきれいだそうですがまだ見たことがないので、今度は梅の時期に行きたいなと思っています。