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岐阜市内への出張の際、一回は出向きたかったお寺の一つで、徳川家康公の長女である亀姫の菩提寺です。
同寺は、臨済宗妙心寺派のお寺で、加納城主(岐阜市内にて以前エキテンで紹介済)である奥平家に嫁いだ亀姫自身の菩提寺にする構想があったようですが、亀姫の三男、奥平忠政公(加納城二代目藩主)が若くして急死したため、忠政公の法号から「光国寺」と名付けたようです。
さて、山門の回りは長い白壁塀で覆われ、山門の通り道には衝立があり入れなかったですが、同寺の隣接に住居されている老ご婦人に尋ねたところ、「参拝者は山門の潜り戸を開けて参拝されていますよ。潜り戸は低いから頭を打たないよう気を付けてお入り下さいね。」と親切に言われたので、その言葉に甘えて拝観させて頂きました。
本堂内は、閉まっており拝観は出来なかったのですが、時折、大型犬の吠える声を聴きながら境内を散策させて頂きました。
山門の右横には、鐘撞堂があり、その奥に亀姫と思われる古い墓石と祠があり、その前には史跡の案内板がありましたが、境内を通らなくても道路からでも拝観も出来ます。
至る所に将軍家の「葵の御紋」が見られましたね。
追記、鐘撞堂の下には鐘撞堂の番人にような2匹のネコが日向ぼっこしていましたね。
寝そべっているネコと神社仏閣の描写はマッチしています。
神社仏閣に訪れた際は、番人ネコを是非探して下さいね、結構居るものですよ!
以前に投稿した同寺の写真を確認して下さい。鐘撞堂の何処かにいますよ(笑)。
奥平家所縁のお寺又は、亀姫の菩提寺として、岐阜市内に訪れた際はお勧めスポットとしてお勧めしたいです。 歴史好きな方は必見かもしれません。
歴史ポイント
奥平家は、徳川宗家、徳川家同様、三河武士(武将)の出で、三河国作手城主(現在の新城市内)です。 私自身、作手城址は3~4回訪れたことがあります。
有名な宇都宮の吊天井事件は、宇都宮藩主である本多正純公が二代将軍である徳川秀忠公の暗殺を謀っているとした陰謀説での事件で、亀姫も「宇都宮城の普請に不備がある」と秀忠公(亀姫は秀忠公の姉)に密訴したもので未遂に終りましたが、嫌疑を掛けられて本多家は改易(藩取り潰し)、正純公は流罪となったようですが、実際には吊天井は存在せず、改易の原因は別にあったようで詳細は不明です。
また、お茶間時代劇の「水戸黄門」では何度も放映されている「宇都宮の吊天井事件」は有名ですね。
追記、加納城址については、過去にエキテンでも紹介(複数枚の写真投稿有)させて頂きましたので、機会がありましたら是非ご覧下さい。
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