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四国八十八箇所巡礼の旅で参拝しました。今治駅から歩いて1km足らずのところにある真言宗御室派の寺院で四国八十八箇所霊場の第五十五番札所です。持国天、多聞天、応日天、増長天がにらみをきかす鐘楼になっている山門が素晴らしくとても見応えがありました。四国八十八箇所霊場は山間部や郊外にあるの多いですが、こちらは今治の街中にありお参りしやすいお寺であることもあって沢山の人がお参りされていました。
四国八十八箇所霊場の第五十五番札所です。四国霊場のうち「坊」がつく札所はこの南光坊だけで、正式名は 別宮山 光明寺 金剛院 南光坊と言う真言宗御室派の寺院です。創建は推古天皇御代2年甲寅(594年)、開基は行基と伝わる古い歴史がありますが、太平洋戦争最末期の空襲により大師堂と金比羅堂を残して罹災したそうで、本堂や薬師堂、山門は再建されてもので壮大で綺麗な寺院でした。
今治市内の今治駅の近くにある第五十五番札所です。山門はあるものの、塀に囲まれていない開放的なお寺です。ここの住職は達筆で、御朱印に一筆描いていただきました。見渡すと結構な広さのお寺でした。今治の顔とも言うべきお寺です。

四国霊場五十五番札所
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延命寺から遍路道を通って南光坊へと向かってみました。しかし、お彼岸で、通過するはずの丘の上の墓地には多くのお墓参りの人がおり、交通整備の警備員までいました。誘導に従って進むと、元来た場所まで戻ってしまったので、県道38号に出て今治市内を目指しました。JRの高架を越えたあたりに看板があるので、それに従って進むと五十五番札所南光坊があります。八十八カ所で2つある「寺」がつかない霊場の一つ目です。少し進むと今治城やJR今治駅もある市内中心部に位置しています。
今治沖の大三島にある大山祇神社に中々行くことができなかったため、神社の分所として建てられたみたいです。実際に南光坊の山門向かって右には大山祇神社という名前の神社がありました。
左側にも神社や高野山別院と書かれたお寺ががあったりと、寺社の密集したエリアの中心部にある感じです。国道沿いの山門には四天王の像があり、外から見て2体、内から見て2体の像があります。
駐車場は大山祇神社との間の道を進み、境内に駐められます。
境内はフラットで、山門を入って右に大師堂、正面に本堂があります。本堂と大師堂の間には薬師堂や金毘羅堂が建っていました。
本堂左に集会所のような納経所があります。数人納経を待っていましたが、納経を書いて下さった方(住職?)は、一人ひとりに「今日はどちらから?」など声を掛けていました。また、納経のページ以外をぱらぱらっと見て「納経帳には名前書いとかないけんよ」とアドバイスをしてくれました。無くした時に持ち主が分かるからという理由以外にも色々とその理由を語って下さいました(長くなるので省略)。
切りのよい11の倍数を終え、残りは三十三となりました。旧小松町に入ればまた札所が密集しているので、六十番半ば、できれば香川県突入を目標に次へと進みました。