自動車検査独立行政法人四国検査部愛媛事務所

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愛媛県松山市森松町1070
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自動車検査の役割
わが国の自動車保有台数は、8,100万台に達し、運転免許保有者数も8,200万人を超えるなど、自動車は今や我が国の国民生活、社会活動にとって無くてはならないものとなっています。

しかし、同時に、交通事故による死傷者の発生や窒素酸化物や黒煙の排出による大気汚染の原因となっているのも事実です。

このような自動車交通がもたらす社会に対する負の影響を低減する方法は幾つかありますが、大きく分けると次の3つになります。1つは見通しの悪い交差点の改善や混雑緩和のための道路整備等の「道路対策」。2つ目は運転者の運転技能の向上、安全運転やアイドリングストップの普及等の「運転対策」。そして3つ目が、自動車を安全で、公害をもたらさない状態に維持しておく「自動車構造対策」です。

自動車は、走行することにより、また、使用期間の経過等に伴ってその構造・装置の劣化、磨耗を避けることはできないことから、自動車を安全で公害をもたらさない状態に維持しておくためには、自動車の使用者が自らの自動車の保守管理をきちんと行い、定期的な点検・整備を行うことが必要であり、これらは、使用者の社会的責務と言えます。このため、道路運送車両法においても「道路運送車両の保安基準」を定め、この保安基準に常時適合させること、定期的な点検整備を行うことを使用者に義務付けられています。

しかし、自動車1台1台の使われ方や、ドライバー1人1人の自動車への考え方がさまざまであるように、安全や環境等に対するとらえ方、自動車の保守管理への取組みもまちまちであり、中には、自らあえて自動車を保安基準に適合しない状態に改造する使用者もいることから、自動車の使用者の自己管理責任だけで片付けるには問題があります。

このため、国が、個々の自動車が保安基準に、適合することを定期的に確認するのが「自動車検査」であり、使用者がきちんと自動車の保守管理を行っているかの確認という役割も持っています。

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車検は分業、検査はシビア

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 ユーザー車検シリーズ3部作のラストとなります。午前中にユーザー車検に必要な書類を揃えて、窓口でも書類がそろっていることを確認してもらいました。陸運局は正午から1時まで昼休みとなっており、この間に目星を付けておいたお好み焼き屋で昼食を取ろうと計画していたのですが、何か嫌な予感がしたため、外には出ずに施設内をぶらぶらして時間をつぶしました。
 車検は午前・午後をそれぞれ前半・後半に分けた4回構成となっており、私が予約していたのは13時開始の午後前半の時間帯。開始15分前くらいには車検を受けるゲートの前にスタンバイしました。待ち時間にゲート入口の注意書きを読んでいると、どうやら車検をするための建物も陸運局とは別の機関という扱いになっているようで、エキテンで検索するとヒットしました。本当に細かく細かく仕事を分けており、ぱっと見では何が何やら分かりません。中には不合格になる車両もあるようで、言い訳やいちゃもんを付けないように強く注意する看板もありました。
 車検のレーンはバイク用と車用に分かれており、バイクは左端のレーンとなっていました。
 定刻となり、検査官(整備士?)の方に午前中に揃えた書類一式を渡し、ネジの締め、ランプ、ホーン、排ガス規準等、決められた部分を1つずつ確認されます。私のバイクはまったく改造していないフルノーマル車なので、このあたりの項目は一発合格。次にルームランナーのような床にバイクを移動させ、時速40キロまでタイヤを回す検査をしました。この検査、2年前には無かったような気が…と検査の内容にやや違和感を感じましたが、これも一発合格。
 そして、同じ場所で最後の光軸(ハイビームが照らしている向き)の検査に。この検査もバイクを買って2回目くらいの車検から新たに導入された検査項目だった気がします。前回はそつなく合格したのですが、今回は何故か不合格に…。ライトなんて一切いじったことが無いのに、前回は合格で今回は不合格とはこれ如何に!と抗議したい気持ちが少し芽生えました。こんな感情になって、自分をコントロールできなくなった人が頻繁にいるから入口の注意書きをつけるに至ったのかな?と思いつつ、どこをどう直さなければ合格にならないのかをレーン出口の窓口で確認すると、「右に○○cmずれているね。今日の4時までなら再点検を受けられるからそれまでに直しておいで」とのこと。
 パニックになっていたので、言われた数字を忘れないように気を付けながら24ヶ月点検を受けたバイク屋に電話をして事情を説明。今から店に行ってすぐに対応してもらえるか確認したら大丈夫とのことだったので、早速バイク屋へ向かいます。開始直後に検査をしたのでまだ受け直す時間の余裕はあります。予感的中。
 店に着くなり改めて事情を説明し、早速修正作業に取りかかってもらいましたが、作業を始めてすぐに「右に○○cmずれているって言うのは、右過ぎるから○○cm中央に寄せろってこと?それとも右に○○cm寄せないと合格しないよってこと?どっち?」との質問が。言われてみればあの説明ではどちらにも取れる言い方。日本語ってムズカシイ!バイク屋さんなら言われたまんまのセリフを伝えたら分かるような業界用語だと思っていましたが、どうやら違う。私は前者だと思っていたのですが、バイク屋にあるテスターでは後者のように修正するよう指示が出たとのこと。テスターを信じて後者を選択。工賃を支払い再検査に行くと、この選択はハズレ。検査代は再再追試までの3回分の料金となっており、3回目でクリアしなければもう一度検査代を払わなければならないとのこと。また往復約1時間かけて修正しなければ…と、今日の合格を諦めかけていた所、救世主登場!今行ってきたばかりのバイク屋さんの別のスタッフがユーザーから委託されたバイクの車検に来ており、お店の方から「面倒見ちゃって」という連絡があったようで、2度目に検査官に言われた数値を参考に駐車場で光軸の修正をしてくれました。お陰でバイク屋をもう一往復せずに済み、なんだかんだで合格し、追加の検査費用も払わずに済みました。
 バイク屋さんが言うには、光軸は2年前(前回の車検を受けた後)に規定が変わって、かなり厳しくなったとのこと。バイク屋のプロ整備士が調節してから受けに来ても一発合格は難しく、敷地内で調整し直して3回目までに合格させるのがやっととのことでした。機械がジャッジするので、検査官の情やお得意さんのよしみで何とかなるものではないそうです。
 事故を未然に防止するために、厳しく目を光らせて車検をしていることがよく分かりました。
 全行程が終わったのは4時前。2年後は大人しくプロに委託しようかな。

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