神奈川県横浜市西区にある「おしどりや食堂」は、昭和33年創業の歴史ある中華料理店です。50年以上にわたって地元の方々に愛されてきたこのお店は、国道16号線の浜松町交差点から浦舟町へ続く道の境之谷信号と久保山霊堂入口信号の間に位置しています。
今回は、ベーシックな「老麺」をいただきました。澄んだ茶褐色のスープに、具材はチャーシュー、メンマ、ナルト、そしてたっぷりの刻みネギが乗っています。見た目はとてもシンプルで、懐かしさを感じるビジュアルです。味はアッサリとしており、鶏ガラベースの出汁が優しく、全体的に落ち着いた淡麗系のラーメンです。出汁と醤油のバランスも良く、飲みやすいスープです。
チャーシューは柔らかく、脂身が口の中でとろけます。また、刻みネギがアクセントになっていて、さっぱりとした風味を引き立てています。麺はウェーブのある細麺で、柔らかめの茹で加減が特徴的でした。アッサリとしたスープと相性が良く、つるっといただけます。
「おしどりや食堂」は、昔ながらの素朴な味わいが楽しめるお店です。特に高齢者の多い地域では、この優しい味わいが親しまれているのではないでしょうか。今後もこの伝統的な味を守りつつ、地域の方々に愛され続けるお店であってほしいと思います。
横浜市西区を訪れた際には、ぜひ「おしどりや食堂」でアッサリとした中華料理を楽しんでみてください。きっと心も体も温まるひとときを過ごせるはずです。ごちそうさまでした!