口コミ
大きな鳥居が目立ってとても存在感があります。その一方で、いかにも下町の親しみやすい雰囲気をたたえた神社でした。雨の日に訪れたせいか人気はありませんでしたが、神社の灯りが幻想的でむしろ違った魅力が見えました。
稲荷町駅近くの神社で、奈良時代に創建され、都内で最も古い、お稲荷様になります。
祭神の大年神は素戔雄尊の御子で五穀を主宰し、厚く産業を守護し商売繁盛と家内安全の御利益がある神様になります。
駅名にもなっている地域に愛される神社です。
昔の町名が稲荷町だったそうで、その由来となったお稲荷さんです。といっても街中でよく見かける小さなものでなく、立派な神社なのです。
地下鉄稲荷町駅からすぐ、上野駅から歩いて5.6分。
また、社殿の天井には横山大観が描いたという龍の絵がありますので、社務所に声をかけて見せていただくといいかなと思います。
正月の時期の話ですが、人でごった返してる浅草寺のお参りを断念し、上野駅までぶらぶら歩いていた時にたまたま見つけた神社です。
さすが浅草寺程とはいきませんが、地元の方と思われる家族連れなどで賑わっていました。地元住民ではないですが、私もお参りしました。大通りより一歩奥に入ったところにあり、周辺には住宅と、小さいながらも周辺地域を温かく守っているような神社です。
神職の姿勢がすばらしい
- 投稿日
仏壇屋さんが多い町中にある
わりと小さな神社
上野駅から徒歩でおよそ6、7分でしょうか
真っ赤な大鳥居があり
それをくぐって石造りの鳥居
その奥に社殿があります
社殿の天井画は横山大観になる龍!!
参拝の栞によると
祀られているのが
大年神といって、素盞雄尊の子供
五穀を厚く産業を守護ということです
よって、社殿のガラスに稲穂の紋が描かれてます
さらに
日本武尊が合祀されている由
神社ですからお狐さまが随所におわしますが
興味深く珍しいのは子供を抱いた母狐の像
それに金属製のお狐さまで
一体は「玉」を、もう一体は「鍵」を加えていて
ほぅ!、なんて思わず頭を撫でてしまいたくなります
さて、タイトルに書いた内容をご説明しましょう
ここの神主さんは
悲しい出来事だった昨年の3.11大震災のとき
幾度も被災地へボランティアとしてお出かけになり
そこで、津波に攫われ壊されてしまた神社の
残っている基礎部分に
お賽銭が上げられていることに気づかれました
神が人の心の拠り所であることを痛感され
全国の神社に呼びかけ
いまはお参りもされていないお社を集め
被災地に勧進されたそうです
さらに神を祀り、感謝する御神輿がないゆえに
お祭りができないことにも心を痛められ
これも呼び掛けによって、小さいながらも何基か集めて
それを御輿や太鼓などの専門店「宮本商店」が無償で修理
今年は大勢の人が集まってお祭りを開催できたそうです
被災で苦しんでおられる地域の方々に
笑顔を取り戻すきっかけをつくられた
この神主さんのような方こそ
神に仕える人のあるべき姿として
とても心に残るものがあります