都電荒川線向原駅方面へ用事で出かけた折
偶然行き会ったのが
空手道道場
誠道空手は
フルコンタクトの極真空手で
寸止めしない空手をみるのが好きなので
ついそっと覗いてしまった。
広い道場正面には
日本武道の道場の正統を踏まえて神棚。
空手着に黒帯、黄帯、茶帯などをしめた
男女世代混交の稽古姿は迫力があって
独特の世界が繰り広げられているので
みていても全く飽きない。
いまはパリに暮らす愚弟が極真空手有段者だから
なお、空手の型の美しさ、迫力
動きの機敏さなどに圧倒されてしまうらしい。
剣道でも柔道でも、日本の武術の型の美しさは
かつてフェンシングをやっていたので
なおのこと、心惹かれるものがあるようなのだ。
軟弱な草食男子とか、男のくせにアクセをつけたり
化粧したりする輩には、一度で良いから
こういう厳しいが美しい世界を覗いてもらいたい
なんてことを考えさせられる場所である。