ふるさと
焼き鳥
荒川沖駅から徒歩16分(1.3km)
茨城県土浦市にある焼き鳥屋「ふる里」さんにお邪魔しました。名前の通り、どこか懐かしさを感じさせる佇まいで、のれんをくぐった瞬間、炭火の香ばしい香りと温かな空気が包んでくれます。まさに“ふるさと”のように帰ってきたくなる居心地の良さがありました。 この日はカウンターに座り、ねぎま、つくね、レバー、砂肝、皮を注文。どの串も丁寧に焼かれており、香り高く、焼き加減も絶妙。中でもつくねはふわっとジューシーで、甘めのタレとの相性が抜群。皮はパリパリ感が心地よく、ビールが止まらなくなる味でした。 レバーはまったく臭みがなく、ぷるっと柔らか。炭の香りがほんのりまとい、口に入れた瞬間に広がる旨味に思わず唸ってしまいました。全体的に塩もタレもバランスがよく、素材の味をしっかり引き出している印象。 さらに嬉しいのが、一品料理のあたたかさ。もつ煮込みや冷やっこなど、どれもほっとする味わいで、焼き鳥の合間にちょうどいい箸休め。お酒も地元の焼酎や日本酒が揃っていて、串に合わせて楽しめるのも嬉しいポイントです。 店主さんも気さくで、常連さんとのあたたかいやり取りが店全体の雰囲気をさらに和ませていました。ひとりでも、誰かとでも、気軽に立ち寄りたくなる名店です。 「ふる里」、名前の通り何度でも帰ってきたくなる焼き鳥屋。またあの串とあの空気に会いに、足を運びたいと思います。
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