ちょっと路地を入ったところに、渋い、雰囲気のある湯豆腐権兵衛を発見。
お腹がそんなにすいていた訳ではないが、湯豆腐なら大丈夫だろうと暖簾を潜る。
7時ころと時間が早かったのか、未だお客さんは数人だったが、自分たちの直感を信じ入店。
店内は何やら干物系の匂いが充満しており、「?」と思いましたが、コの字型のカウンターに着席して納得。
カウンター内の棚にガランツ(トビウオの干物らしい)が山積みに。
二軒目だったこともあり、湯豆腐を二人で1人前、ガランツと飲み物だけオーダー。
お酒は焼酎(なんと一杯200円!)をオーダー。
本当はロックで飲むつもりだったのだが、女将さんに「お湯割りで良い?」と聞かれたのでそれがお勧めなのだろうと、お湯割りに。
まぁ、なんて美味しいこと。
3日前に前割りされたという焼酎(どうやら小鶴という銘柄らしい)のまろやかでホンワカした味わいは美味し過ぎる。
出て来たガランツとの相性も又最高。
お腹空いていなかったのだが、これはもう少し他も試さないといけないと感じ、きびなごの串焼きをオーダー。
まぁ、これも何と美味しいこと
。正直他のお店できびなごのお刺身を幾度か頂きましたが、どれも「まぁ、別に」だったのだが、これは旨い!
焼酎がどんどん進みます。
少しして、湯豆腐が到着。
1人前1300円。
豆腐のほかに、やまいも、ホタテ、銀杏、しいたけ、豆もやし、竹の子、春菊、きくらげ等々盛り沢山。
やや酸味の効いた秘伝のタレ、とてもくせになる味です。焼酎が更に進みます。
結局、2軒目にも関わらず、酒も食事も1軒目以上にオーダーし、長居してしまいましたが、お会計も非常に安かったです。
正直今年一番満足度の高いお店でした。
鹿児島に来たら必ず行きます。(因みに、今回の旅行は2泊しましたが、2晩ともお邪魔してしまいました)