とり幸にて、素敵な時間を過ごしました。古き良き時代の情緒を感じさせる店内は、何とも言えない温かみと安らぎに満ち溢れています。店の入口をくぐると、そこにはカウンター席が。靴を脱いで中に進むと、まるで時間がゆっくり流れる別世界へ足を踏み入れたような感覚に。
私たちはテーブル席でゆっくりと落ち着いてお食事を楽しみました。注文した「つくね」は小ぶりながらも、その味は確かで、一口噛むごとに幸せが広がります。そして、選んだ水炊きは、だしの濃厚さと骨付きの鶏肉が絶妙にマッチし、心から美味しいと感じる一品でした。もちろん、お酒との相性も抜群です。
お店には、他にもいくつかのグループが訪れていましたが、どこか寂びた感じもあるかもしれません。そう感じつつも、この老舗が長く続いてほしいと心から願います。若い世代にはちょっと足を踏み入れにくいかもしれないけれど、その敷居を一度越えてしまえば、心温まる空間と美味しい料理に出会えること請け合いです。
とり幸は、細々とでもずっと続く店であってほしい。そんな願いを込めて、また訪れる日を楽しみにしています。