40歳を過ぎると体に様々な変化があらわれるため、太りやすくなる方もいます。その原因は、食べすぎ、不規則な食生活、運動不足、ホルモンバランスの乱れなどがあります。年齢とともに太りやすくなるのは、基礎代謝量が減るからです。東洋医学で考える太らない方法とは、自分の体の調子を整えることです。肥満の原因には気滞・瘀血・水滞などがあります。東洋医学には、気血水という考えがあります。「気」はエネルギー、「血」は栄養、「水」は血液以外の水分をあらわしています。気血水のバランスが悪くなると、病気になったり太りやすくなったりすると考えています。まずは、自分の体質をチェックして体調を整える事から始めましょう。
「気滞」タイプ:ストレスなどでカラダの中の「気」が滞っている状態です。
・イライラする・気分が不安定になる・お腹が張りやすい
気滞の体質の方は、身体に気をめぐらし、ストレスが原因で起こる食欲を減らすことが大切です。ランニングやヨガなどはストレスを発散させてくれます。
「瘀血」タイプ:カラダの中の「血」の巡りが滞っている状態です。
・お腹周りが太る・肩こりや腰痛などが起こる・冷えやのぼせが起こる
瘀血の体質の方は、カラダの「血」の巡りの滞りをなくし、栄養をいきわたらせることが大切です。ウォーキングやストレッチなどは「血」の巡りの滞りをなくしてしてくれます。
「水滞」タイプ:カラダの中の「水」のめぐりが滞っている状態です。
・カラダが重くむくみやすい・お腹の調子が悪い・雨の日に調子が悪くなる
水滞の体質の方は、カラダの中の水分を発散し、脾の機能をととのえることが大切です。
ウォーキングやお風呂などで汗をかくとカラダの余分な水をだしてくれます。
「気滞」タイプ:柑橘系の果物や香味野菜がお勧めです。ストレスを感じたときは、みかん・レモン・グレープフルーツなどを食べましょう。お風呂に入れるのもおすすめです。シソやニラなどの香味野菜も利用しましょう。ミントもお勧めです。
「瘀血」タイプ:にら・生姜・ニンニクなどの辛味野菜がおすすめです。ハーブティに使われる玫瑰花(まいかいか)も「血」の巡りをサポートしてくれます。
「水滞」タイプ:小豆・黒豆・ハトムギなどの豆類はカラダの中の余分な「水」を出してくれます。豆類を使ったお茶もおすすめです。きゅうり・冬瓜などのウリ科の野菜も水分を出してくれます。
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