プージャー
プージャー
- 住所
- 東京都荒川区町屋3丁目2−1ライオンズプラザ町屋 地下1階
- アクセス
町屋駅前駅から徒歩5分(390m)
正しい店名は「ベンガル料理 プージャー町屋」。日本で唯一?ベンガル料理(インド東部を代表する料理文化)が味わえるレストランです。
店長シェフは日本の方で一人で全ての仕事をなさっています。なので料理数はカレー等極々絞ってありますが、予約して2名以上で訪問すれば蒸し物、炒め物など本格的なベンガル料理が味わえるようです。
※ディナーは17時半からとブログに出てますが、実際は18時から開店のようです。訪問の際はご注意を。
口コミ
町屋の尾竹橋通り沿いのライオンズプラザ町屋地下1階にあるベンガル料理屋さんです。店内は木目と白と赤を基調とした民族的な雰囲気です。
アミシュは魚の煮込みで、独特の深い旨みがありパスモティ・ライスが進む美味しさです。
食べやすく独特の複雑な味わいのお料理を楽しめ満足感がありました。
町屋駅から尾竹橋通りを尾竹橋へ向かってしばらく歩いた左側にあります。ちょっとわかりにくいかもしれません。外階段を降り、インドっぽい雰囲気が漂う店内へ。辛いのかと思いましたが、まぜて食べるとうまみの層が広がりなおおいしくいただけました。
新宿の某老舗のカレーライスが、日本に初めてインド的な味覚を伝えた料理として有名ですが、その立役者といわれるボース氏はインドのベンガル州出身。またさらに遡れば、明治期に岡倉天心らがベンガルの偉大な文人タゴールと親交を深め、彼の地に逗留したりしてますから、戦前はインド〜インド料理といえばベンガル、ということになっていたのではないかと思います。
ま、軍国主義と右翼イデオロギーの色眼鏡でインドを見ていた当時の日本、インド料理に注目したはずもありませんがね。......って、ありゃりゃ今も同じか。成長無いッスね(涙)。
...そんなベンガル料理なので、実はまとまった形で日本に紹介されることは稀。本格的ベンガル料理店が00年代中盤まで都心近くに一軒あったとも聞きますが、私がインド料理にかぶれて以降はそんな店を見かけることはありませんでした(涙)。まあ、バングラディシュ人やビハール州出身者など、ベンガル料理文化圏のコックさんにそれらしい河魚料理を作ってもらった程度。
荒川区にあるこの店は、日本人店長さんのベンガル料理店です。ワンマンレストランなので、アイテム数は非常に絞ってあり、6つのカレーの他数点あるのみ。ですが、2名以上で予約すれば、有名な魚肉をバナナの葉でくるんで蒸し焼きにしたバパなど、多彩なベンガル料理がスペシャルのコース料理として味わえるようです。
この日はベンガルのカレー数点を中心に組まれた“ボージ(ご馳走の意?)”というセットメニューを目当てに訪問しました。
店長に相談しながら“お好みのカレー”はマチェル・ショルシェ・バタ・ジャールをチョイス。ベンガルのカレー料理といえば真っ先に思い浮かぶマスタード味の魚カレーです。現地では小鯉のルイや鰊の仲間だというイリッシュなどの河魚を使いますが、ここは鱸。冷凍魚しか手に入らないベンガル魚ではなく、鮮度が良く馴染みのある海の魚を使っているようです。魚の味をよく知る日本人ならでは、元々の料理に合わせて魚種を選択しているようで好感が持てます。
他にクリーム入りのダール、鯖のマチェル・カリア(トマト・グレイヴィ)、鯔のドイ・マーチ(ヨーグルト・グレイヴィ)、トルカリ(=サブジ)、バポル(=パーパル)、チャトニ、デザート、そして日本米またはバスモティ米のバート(=ご飯のこと。ルティなどパン類は扱っていません)という構成。
カレー偏重の構成ですが、ベンガル料理の雰囲気を掴むなら手軽で良さそうです♪
この日オーダーしたのは
ボージ(1600円)
バスモティ米に変更(+100円)
先ずは甘いダールをご飯にひとたらし。砕いたバポルも振りかけて頂きます。辛さ・しょっぱさは無く、豆の風味とクリームの甘味。お米も上手に炊きあがっていてナイス。
続いて鯖、鯔、鱸、と順に魚のカレーを味わいます。ざっくり切った魚とグレイヴィをご飯にかけ、よ〜く揉み込んで口中にポイッ。トマト味の鯖、ヨーグルト味の鯔はいずれも辛味抑えてマイルド。やはりヨーグルトを用いた鯔がウンマい。爽やかな酸味で楽しく食べられます。そして真打ち、鱸のマスタード味カレー。こちらは3つの中では最もハッキリしたお味に仕上げてあります。以前にインドで食べた淡い味のそれより辛め(←激辛に非ず)で意外ですが、メリハリがついて良いのではないかなぁ。
合間に食べたトルカリやチャトニも中々で、ウンマいベンガリ・ディナーが楽しめました。
そして、特筆すべきはデザート。ベンガルではヨーグルトを使ったスウィーツが多いようで、店長はウンマいベンガリ・スウィーツを作るなら...とヨーグルト作りに手間を惜しまないらしい。牛乳を煮詰めてから発酵させたヨーグルトは甘味・酸味・コクがあって中々なのです。蒸しヨーグルト(?)のバパドイは、出来立てのパニールみたいな食感も良く、甘酸っぱくウンマい! これだけ食べに来ても良いレベル。味見させてもらったスウィート・ヨーグルトのミシュティ・ドイも最高だったなぁ♪
というわけで、カレーが中心になりますが、ベンガル料理伝道師のこの店がナイスなのです。魚料理の他、ココナッツ味のムルギー(鶏)・ジョールやチングリ(海老)・マライなど、ベンガル料理の代表アイテムが幾つかあります。もともとベンガル料理は辛くありません。ホントならも少し岩塩臭い塩味を効かすような気がしないでもない(...でもない(汗))のですが、ここのはクセもありませんので食べ易い。レストラン的な品の良いすっきり仕上げなので、特にインド料理好きでなくても楽しめると思います。是非どうぞ。
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写真
概要
店舗名
プージャー
プージャージャンル
電話番号
住所
アクセス
営業時間
- 営業時間補足
- 11:50〜14:00/17:30〜22:30
- 定休日補足
- 不定休、ブログの「お休みのお知らせ」参照のこと
関連ページ
- 公開日
- 最終更新日