古くからの商店街に佇む「入船」さんで、至福のひとときを過ごしてきました♪
木の温もり感じる引き戸を開けると、威勢のいい「いらっしゃい!」の声。カウンター越しに見える大将の凛とした後ろ姿に、長年の経験が感じられます。
まずは、季節のお造り五点盛り。色鮮やかな身は、まるで宝石のよう!脂がのった寒ぶりは、口の中でとろけるような甘み。真鯛は、歯ごたえと旨みのバランスが絶妙です。
にぎりは、一貫一貫に大将の真心が込められています。シャリは、ほんのりと温かく、程よい酢加減。ネタは厚みがありながらも、口に入れた瞬間にほどける絶妙な仕事に感動。
中でも、炙りサーモンは香ばしい香りと共に運ばれてきて、とろけるような食感にうっとり。あじの棒寿司は、手の込んだ仕事が光る一品。
名物の玉子焼きは、ふんわりとした口当たりの中に、出汁の風味がしっかりと。一度食べたら忘れられない味わいです。
カウンターでは、大将と女将さんの息の合った仕事ぶりも見もの。常連さんとの楽しい会話に、時折笑い声が響きます。
お味噌汁は、あさりの旨みがたっぷり。具沢山で、最後の一滴まで美味しくいただきました。
特製のガリは、甘さと辛さのバランスが絶妙。女将さん手作りの小鉢も、どれも丁寧な仕事が感じられます。
カウンターとテーブル席があり、特別な日のお食事にもぴったり。下町の人情と職人技が織りなす、そんな素敵な寿司屋さんとの出会いでした♪
「また来てくださいね~」という温かな声に送られ、すっかり「入船」さんの虜に。旬の味わいを楽しみに、また近いうちに訪れたいと思います!