中学生の長女が陸上競技大会の地区予選に出場しました。
博多の森競技場は、志免町と博多区の境に位置し、陸上競技だけでなく、サッカーや野球、テニスコートなど、あらゆるスポーツが行われる施設です。
結婚式も出来るイベントホールもあり、知人の披露宴に出席したとき、スタジアムで和太鼓の実演が行われるなど、珍しい演出で楽しませていただきました。
さて、この陸上競技場ですが、試合に臨む選手とその家族は競技場の観客席やピロティにそれぞれ陣取り、試合の開始時間までを緊張して過ごすことになります。
娘の晴れ舞台を記録に残そうと、ビデオカメラを持って競技場の選手入場門から試合会場に足を踏み入れてみました。
観客席から競技場までは、ほんの数メートルしか離れていませんが、試合会場に出るまでの雰囲気は、まるでローマのコロシアムにあるアーチ通路から闘技場に出たような荘厳な印象を受けました。
似たようなユニフォームに身を包んだ子供たち。
自分の子がどこにいるのか探し当て、カメラのズームを合わせてはっとしました。
いつまでも幼いイメージのあった娘なのに、今は立派に選手の顔立ちで順番を待っています。
やがてスタートラインに立ち、スターティングブロックに足を載せ、銃声と共にトラックを駆け抜けていきました。
我が子の成長を感じた一日でした。