隠れ家創作和食で感じる至福の時
会員制ながら空きがあれば予約が可能なこの店は、ビルの外観からはその存在を想像することが難しい隠れた名店です。エレベーターが店のフロアに直接行かないため、階段を使ってのアクセスが必要ですが、それもこの店の隠れ家感を高めています。
店内は、カウンター席と少人数が利用できる小部屋が二部屋あり、大将が直接出迎えてくれるアットホームな空間です。料理はどれも手の込んだ創作和食で、見た目にも美しく、味も抜群です。長芋を素麺のように仕立てた料理や、穴子の酒浸し、柔らかい鮑の肝ソース煮込みなど、繊細かつ斬新なメニューが並びます。絶品の茶碗蒸しや握り寿司もあり、どれを食べてもその味には感動します。
さらに、飲み放題で提供される酒のクオリティも高く、コストパフォーマンスは非常に優れています。これほどまでにコスパが良い店は珍しく、ついつい多くの人に紹介したくなる魅力があります。
今回も大満足の食事を楽しむことができ、また訪れたいと心から思える素晴らしい店です。予約が取りにくくなるかもしれませんが、その価値は十分にあります。
- 溜池山王駅
- 日本料理
素朴で本格的、フランス田舎料理の楽園
店内に一歩足を踏み入れると、まるでフランスの地方ビストロに来たかのような気分になります。メニューは日常的な素朴な料理で構成されており、このようなクラシックな料理を真摯に提供するビストロは非常に貴重です。
ランチコースは前菜、メイン、パン、ドリンク、デザートが付いています。今回は、本日のスープであるカボチャスープと、牛肉のラグーとスペッツル(アルザス地方の手捻りパスタ)を選びました。カボチャスープは野菜の風味が際立つ素朴な味わいで、牛肉のラグーは赤ワインで煮込まれたシンプルな味付けが心地良いです。スペッツルは手捻りのプレーンなパスタで、塩コショウを自分で調整するスタイルが本場のビストロを思わせます。
添えられたカンパーニュは料理にぴったりで、デザートにはカヌレを模したプディングが提供され、その食感が印象的でした。コーヒーと共に提供されるミニカヌレは、食後のひと時をほっこりとさせてくれます。
このビストロでは、ボリュームは控えめながらも満足感の高い食事が楽しめ、在日外国人の方々も楽しんでいる様子が見受けられました。伝統的でシンプルな味付けは多くの人々に愛される理由でしょう。また訪れたいと思わせる、素晴らしい食体験でした。
- 六本木一丁目駅
- 食堂
どんべ弁当で味わう、上野の隠れたランチの宝庫
アキバ・ランチ・ウォークで久しぶりに上野5丁目エリアを訪れた際、「どんべ」という居酒屋で日替わりの「どんべ弁当」を楽しみました。山手線沿いの珊瑚ストリートから昭和通りに折れる小路に控えめに位置するこの店は、地元感じる温かい雰囲気が魅力です。
店頭のホワイトボードには、その日の「どんべ弁当」が手書きで紹介されています。オカズは全6品で、肩ロースのしょうが焼き、さばの文化干し、黒豚コロッケ、野菜とん汁(しょうゆ味)、厚揚げ、サラダが含まれ、味噌汁もついています。
店内に入ると、多くのテーブルが既に埋まっていましたが、親切にも4人掛けのテーブルに相席で案内されました。ランチメニューは豊富で、焼魚定食や豚しょうが焼き定食などもありますが、この日は「どんべ弁当」を注文しました。
提供された弁当は、各オカズが熱々で提供され、一つ一つが非常に美味しく、特に肩ロースのしょうが焼きはジューシーで、黒豚コロッケは外はサクサク、中はふっくらしていました。サラダと厚揚げには大根おろしが添えられており、それぞれの料理が絶妙にマッチしていました。
この「どんべ弁当」は、お弁当スタイルランチの選手権があれば間違いなくトップクラスに入るでしょう。上野でリーズナブルで質の高いランチを楽しみたい方には、ぜひおすすめしたいお店です。
- 末広町駅(東京)
- 居酒屋
赤坂うきよでの食事体験」
赤坂にある家族経営の食堂「赤坂うきよ」を訪れました。このお店では、日替わり定食(1000円)をいただきました。
メニューは、海老の天ぷらや茄子の天ぷら、ひじきの煮物、マグロの刺身、新サンマの焼き物といった海鮮中心のラインナップで、タンパク質が豊富な内容でした。ご飯は炊きたてで、サンマの焼き物はほくほくとしていました。ひじきの煮物も柔らかく、味がよく染みていて、概ね満足できる味わいでした。
一方で、天ぷらは油が多めで少し重たく感じられましたし、刺身は筋っぽさが残っていました。全体としてみると、料理の質はまちまちでしたが、基本的な味付けは良かったです。
店の雰囲気については、厨房でのタバコの使用が気になり、それが全体の食事体験に影響を与えた部分もありました。食事中に気になる場面もあったため、次回訪問するかどうかは検討が必要です。
全体として、素材は豊富で基本的な味わいは良かったですが、細部の気配りが今後の課題かもしれません。
- 溜池山王駅
- 日本料理
ハッピーアワーで楽しむリラックスタイム
17:00〜19:00のハッピーアワーに訪れたこのお店では、メガ角ハイが400円という驚きの価格で提供されています。ハッピーアワーでなくても通常500円と、非常にリーズナブルです。
注文したハムカツは2枚で、油っぽすぎずサクサクとした優しい味わいで、ジャンク感もしっかりと楽しめる満足度の高い料理でした。揚げ物は時間がかかるため、早めにオーダーするのがおすすめです。
お店の雰囲気は、「おかえりなさい〜」という掛け声で迎えてくれる暖かい空間です。早い時間帯から多くの人がサクッと飲んで帰る様子が見受けられ、夕方のニュースを流しながら1日の疲れを癒すことができます。
お会計は全席立ち席で、キャッシュオンシステムを採用しており、注文した食事や飲み物の提供時にその都度支払います。全席喫煙可能なので、喫煙者にも優しい環境です。帰る際には、最後まで丁寧なお見送りがあり、心地良く店を後にすることができました。
このお店は、日常から少し離れてホッと一息つきたいときにぴったりの場所です。次回もまた訪れたいと思います。
- 茅場町駅
- バー
台東区の隠れた昼限定食堂での穏やかな昼食体験
台東区東上野3丁目、商業ビルや病院が立ち並ぶ一角に、昼間限定で営業する街角の食堂を訪れました。店内は穏やかで、調理兼接客をされている女性が迎えてくれ、温かいお茶を出してくださいました。
メニューはハンバーグ定食や焼き肉定食が固定で提供され、魚の定食は日替わりで変わります。今日のおすすめである鰆の西京焼定食(800円)を選びました。店内は訪問時には空いており、ゆったりと食事をすることができました。
食事はご飯、お味噌汁、小鉢の煮物と冷奴、おしんこが含まれ、一見すると豪華です。鰆の西京焼は少し小さめの切り身で、既に焼かれていたものを温め直して提供されましたが、味わい自体は良かったです。
価格は800円と少々高めに感じましたが、食堂では仕出しや割烹の案内もされており、地域に根ざした多様なサービスを展開していることが伺えました。また、食事中にヒーターの向きを調整してくれるなど、店側の心遣いが感じられる点も心地良かったです。
この食堂は、穏やかな雰囲気の中で静かに食事を楽しむにはぴったりの場所です。再訪を考えており、次回は違うメニューを試してみたいと思います。
- 稲荷町駅(東京)
- 食堂
「肉食堂・智」で楽しむ、大人向けのハンバーグ体験
駅からゆっくり歩いて5分から10分ほどの場所にある「肉食堂・智」は、地下にある隠れ家的なレストランです。店内はテーブルが8セットあり、ゆったりと座ることができるため、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。
この日は子供と分け合うために、ハンバーグが2枚入ったダブルをオーダーしました。鉄板で運ばれてきたハンバーグは、中がレアな焼き加減で、生肉が好きな私にはうれしいサプライズでした。子供には少しレアすぎたようですが、心配無用で、鉄板の上の焼き石を使って焼き加減を調整することができました。
味の方も非常に満足で、肉の本来の味をしっかりと楽しむことができます。さまざまなソースから選べるため、食べ飽きることなく最後まで楽しむことができました。どちらかと言えば大人向けの味わいで、肉好きには特におすすめです。
都内に複数の店舗があるようなので、また別の場所でも訪れてみたいと思います。
- 上野御徒町駅
- 食堂