京都の新京極商店街から寺町商店街に抜ける蛸薬師通りにある割烹の「蛸八」です。河原町駅からは歩くと6分くらいのところです。

この界隈ではよく名の知れた和食のお店です。2代目の店主が御夫婦で切り盛りするこじんまりとしたお店で、Ｌ字カウンターの10席ほどの空間で、客同士の距離感が近くいつも常連の方を中心ににぎわっているお店です。

魚が美味しいお店です。近くの錦市場からも仕入れておられるとか。見た目はふつうのものが口に入れるとすごく美味しい、そんな感じの一品物が出てきます。また、ぐじ焼きやきずしなどは入魂の味とのことで、店主の料理に対する熱い思いを感じます。値段も、この場所を鑑みるとリーズナブルなものとなっています。

京都寺町商店街にある仏具のお店です。四条と三条の間くらいのところに位置しています。

永松仏具店は看板にもありますように、創業は1603年で、400年以上の歴史を誇るお店です。周囲が少し薄暗い中、浮かび上がるように見える店内には仏壇、念珠、お香などさまざまな仏具が並んでいるのがよく見えます。
小さいサイズの仏様も綺麗に並んでいて、お店全体に身近な気軽に入りやすい雰囲気が漂います。お香も200種以上そろっていてそのパッケージがカラフルです。可愛い系の小さな置物も並べられていました。

京都寺町商店街の御池入口からすぐのところ、本能寺や天性寺の前辺りにある小さな電器店です。

京電商会は照明に特化した電器店で、店内には数多くのレトロ調のペンダントライトなどが天井から吊るされています。置き型のスタンドもシンプルですが懐かしく味のあるデザインです。ちょっとしたミニらんぷ博物館といったイメージです。

ここは100年以上にもなる老舗の電器店で、もともとは行燈やランプの油を扱うお店だったとのこと。そして扱い商品が油から電球に変わり、一時期は一般家電製品にも注力されたようですが、今では創業の原点につながる「照明」に再注力されているようです。
お店の前を通ると、幻想的なランプの灯りに目が行ってしまいます。