四国八十八箇所霊場の第五十一番札所です。熊野山・虚空蔵院と号す真言宗豊山派の寺院で、創建は天平元年(729年)、聖武天皇の勅願により行基が開基したと伝わる古い歴史があります。仁王門には、足の悪い人が触わり、その手で自分の足の悪い部分に触ると治ると言われている大きなわらじがつるしてあります。仁王門をくぐると右手に美しい三重塔がそびえ、それと並んで鐘楼が建っています。正面一段高いところに本堂があり並んで大師堂が建っています。国宝の仁王門や、重要文化財の本堂、三重塔、護摩堂、五輪塔など見所満載のお寺でした。