穏やかな味わいのさんま山椒煮でひとときの幸せ
藤沢駅南口の小田急百貨店地下一階で見つけた総菜店では、海鮮料理屋のえぼし茅ヶ崎本店が手掛けるデリカ部門の魅力に引かれ、さんま山椒煮を手に取りました。594円のいわし黒酢煮も魅力的でしたが、さんま山椒煮のボリュームと価格がちょうど良く感じ、選んだ次第です。
家に帰って晩酌のお供にしたさんま山椒煮は、山椒の効き具合が控えめでありながら、その味わいは絶妙でした。柔らかさは、中骨の存在を感じさせないほどで、小学生でも楽に食べられるでしょう。個人的にはもう少し山椒の刺激が欲しかったものの、一般的な惣菜としてはこの程度がちょうど良いのかもしれません。
とりわけ印象的だったのは、このさんま山椒煮を炊きたてのご飯と混ぜ合わせただけで出来上がる、想像以上に美味しいさんまの炊込みご飯のアイデア。味のバランスが絶妙で、ほぐしやすい身の柔らかさが、これまた素晴らしいご飯のおかずになりそうです。
見た目は地味でも、その味は確かなこの総菜。これまでにも何度も助けられ、これからもお世話になることでしょう。辛すぎず、甘すぎず、酸っぱすぎず、痺れすぎない、穏やかな味わいのさんま山椒煮で、ひとときの幸せを感じました。
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懐かしの風情漂う、いしだ精肉店のこだわりコロッケ
昔ながらの佇まいが魅力のいしだ精肉店は、ただならぬ雰囲気で歩行者の足を止めます。惣菜から焼きそば、そしてシューマイまで、家庭の夕食にぴったりな品々が並び、特にコロッケは訪れる人々を虜にしています。
ポテトコロッケと肉コロッケ、それぞれ80円と100円で提供されるこの二つのコロッケは、形状の違いだけでなく、味わいにもそれぞれの個性が光ります。ポテトコロッケはおやつにぴったりの軽やかさを、肉コロッケはひき肉がたっぷり入った濃厚な美味しさを提供してくれます。シンプルながらもその味わいは深く、多くの人々に愛され続けています。
店内では、おばちゃんの温かい笑顔と接客が訪れる人々を迎えてくれます。昔ながらの精肉店の魅力が詰まったいしだ精肉店は、地元の人々にとってはもちろん、訪れるすべての人にとって心温まる場所となっています。
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藤沢の勝烈庵で感じた至福のひととき
長らく横浜での体験はなかったものの、いつか必ず足を運びたいと思い続けていた勝烈庵。その願いが叶い、藤沢にある小田急百貨店とさいか屋の二店舗の存在を知りました。鎌倉の店舗だけが近場だと思っていたため、この発見は嬉しい驚きでした。やはり、時には足を伸ばして探索することの大切さを再認識しました。
今回の訪問で選んだのは、ヒレカツ、大えびフライ、いかフライの三品。小田急百貨店では厨房がないためカットが不可能でしたが、さいか屋では裏手の厨房で対応してもらえることを知り、ヒレカツをカットしてもらいました。提供されたカット方法は、食べやすさを考慮した縦横の切り方で、その心遣いに感謝です。
さて、肝心の味わいですが、サクサクの衣と柔らかい肉質が印象的でした。恐らく、揚げる前の丁寧な下処理がその秘訣なのでしょう。この味わいなら、総入れ歯の方でも安心して楽しめるはずです。こんな美味しい料理を母にも食べさせてあげたいと思いました。
さいか屋の勝烈庵は、これからも私のお気に入りの場所となりそうです。美味しいひとときをありがとうございました。
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朝食の楽園、ブリアンでのマッシュルームオムレツ
最近、ブリアン朝食セットでの体験が印象的な朝を過ごしました。選んだメインのマッシュルームオムレツは、中にふんだんにマッシュルームが詰まっていて、その美味しさに感動しました。注文から最初のパンとサラダが運ばれてくるまで少々待ち時間がありましたが、その後提供されるパンとコーヒーのおかわりは迅速に対応してくれるので、待った甲斐がありました。
特に素晴らしかったのは、パンの種類の豊富さです。ロールパンやクロワッサンなどのプレーン系から、イチゴジャムやカスタードが入ったデニッシュ、ぶどうパンに至るまで、どれもこれも心を奪われる美味しさでした。中でもブリオッシュの絶妙な甘さとバターの風味のバランスが完璧で、思わず5個も手が伸びてしまいました。幸い、帰りには一階のパン屋でこれらのパンを販売しているのを発見し、テイクアウトすることができました。
食べ放題のパンが、このように高品質でありながらいくらでも楽しめるのは、非常にコスパが良いと感じました。店内は賑わっていましたが、店員さんの気遣いと温かい対応が居心地の良さをさらに高めてくれました。
この朝食体験は、京都での思い出の一ページとして特別なものになりました。またこの地を訪れる機会があれば、必ず再訪したいと思います。
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クリームとスパイスの絶妙コラボ、チキンカレーの魅力
先日、1430円(税込)で楽しんだクリーミーチキンカレーインド風は、思い出深い一皿となりました。この料理はドリンク付きで、さらにプラス200円を加えれば、ビールへの変更も可能でした。
提供されたチキンカレーは、見た目にも鮮やかで、チキンは外はしっかり焼かれていながらも、内部はジューシーでした。スパイスの効いた風味と、クリームのまろやかさが絶妙に絡み合い、辛いけれども食べやすい、不思議なバランスの良さを体験できます。
特にインド風のカレーは、そのスパイスの深みと香り高さで知られていますが、このチキンカレーはそれにクリームの柔らかさが加わることで、口の中で幸せな味わいが広がります。提供されたドリンクと合わせて、食事全体が一層楽しくなりました。
この料理を頂きながら、カレー一つをとっても、その味わいは多種多様で、常に新しい発見があることに改めて気づかされました。クリーミーチキンカレーインド風は、また訪れたいと思わせる魅力的な一皿です。ご馳走さまでした。
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記憶に残る美味しさ、ボリューム満点の特別コース
先日、特別なコース料理を堪能する機会がありました。その日のメニューは、私の食体験に新たな章を加えるほどボリューム満点で、味も素晴らしかったのです。
驚きの始まりは猪肉の料理でした。初めて口にする猪肉は、想像以上に柔らかく、そのホロホロとした食感には、ただただ感動するばかりでした。猟師が山から直送してくれるという、その貴重な味わいを、ぜひまた楽しみたいと思いました。
また、フォアグラと小豆の組み合わせという、これまでにない試みにも挑戦しました。一見すると異色の組み合わせですが、その味は予想を遥かに超える美味しさで、斬新な発想に感心しました。
食後のドリンクとして選んだピーチとスパークリングワインのカクテルは、見た目も可愛らしく、味わいも爽やかで、心まで躍るような一杯でした。その日の締めくくりにふさわしい、華やかな味わいを楽しむことができました。
この素晴らしい食体験は、料理に対する深い愛情と専門知識を持つシェフの手によるものです。彼らの情熱が詰まった料理は、ただ食べるだけではなく、記憶に残る体験となりました。再訪を心から楽しみにしています。
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湘南台の隠れ家、チーズとコーヒーの絶妙なハーモニー
湘南台、若い街の活気とは裏腹に、未来への可能性を秘めた隠れ家的なお店を発見しました。この店は、様々な文化が交差する地で、食文化の新しい試みを提供しています。特に、そのチーズケーキとコーヒーのペアリングが印象的でした。
「チーズ屋さんのチーズケーキ、プティ・ニュアージュ 栗の花の蜂蜜添え」というフレーズに惹かれ、店内に足を踏み入れると、セレクトされた世界各国のコーヒー豆も目を引きました。私が選んだブラジルのセラード高原産のコーヒーは、すっきりとした味わいで、チーズケーキとの相性も抜群でした。
チーズケーキ自体は、フロマージュブランよりもさらにクセが少なく、栗の花の蜂蜜が加わることで、独特の風味と味わいを楽しむことができました。この店では、国内外の様々なチーズを扱っており、イタリア産のオリーブ油やパスタなども販売しています。
特に注目すべきは、北海道の酪恵舎のチーズを扱うこと。酪恵舎は、イタリアでチーズ作りを学んだ若者が立ち上げた工房で、そのチーズは北海道以外ではここでしか手に入りません。店主のチーズへの深い愛情と知識が感じられ、訪れるだけで多くを学べる場所です。
この店の存在は、チーズをただの食後のデザートではなく、料理の味わいを増す調味料としても楽しむイタリアの文化を思い起こさせます。フランスチーズとイタリアチーズ、それぞれの文化の違いを感じさせる比喩は、この店の個性とも言えるでしょう。
湘南台にあるこの小さな店は、チーズとコーヒーを愛する人々にとって、まさに穴場の宝庫です。
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隠れ家的名店で味わう絶品ボロネーゼ
私がたまたま休日の散歩中に見つけた、ある隠れ家的なレストランは、本当に素晴らしい発見でした。その店は、一見すると「こんな場所になぜ?」と疑問に思うような位置にありながら、料理の質とコストパフォーマンスで、私を完全に魅了しました。
特に、ここのボロネーゼは絶品で、私がこれまで食べてきた中で最も美味しいと感じました。料理一つ一つが基本的に美味しく、コストパフォーマンスも最高ランクだと思います。
ただ、休前日の夜には人気が高く、混雑して入店困難な場合もあるため、訪問の際は時間を考慮する必要があります。しかし、その価値は十分にあります。こんなに素晴らしい店を見つけることができ、本当にラッキーでした。
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