箕面駅から大滝に向かう遊歩道を15分ほど歩いたところにあります。

滝安寺は箕面公園にある本山修験宗の寺院です。ここは役ノ行者が創建したという修験道の道場で、空海や日蓮、蓮如などもここで修行したというからすごいです。
また山岳修験道の根本道場でもあり、年中行事である大護摩供には関西一円より山伏が集結し山伏大行列も行われます。

瀧安寺境内にある箕面川にかかる朱色の太鼓橋の瑞雲橋もフォトスポットとして人気があります。
また夏場に開催されるみのおキャンドルロードでは滝道をゆらめくキャンドルが照らし出し、滝安寺前の広場も幻想的な世界に様変わりします。

箕面公園の滝道を歩くとすぐ左手に見えてくるお店です。
久國紅仙堂は1940年創業のお店で、ずっと滝道でもみじのてんぷらを揚げ続けておられます。

もみじの天ぷらは大昔に箕面の修行僧によってはじめられたもので、一行寺楓という種類のもみじの葉に衣をつけて揚げたお菓子です。素朴で上品なかりんとうのようなイメージで箕面の名物となっています。

久國紅仙堂はこのもみじの天ぷらでは有名なお店で、古めかしい本店に加えて少しお洒落な「Coveni」というお店もオープンされています。パッケージにもこだわったもみじのてんぷらもいろいろと置いていますし、お手軽な少量パックのものもあります。ほかにも箕面のお土産がいろいろとそろっています。

阪急箕面駅を出てすぐ左手にあるたこ焼き・お好み焼きのお店です。
箕面は観光地ではありながら、駅のロータリー周辺は意外と食事処が少ないのでこのかえでは貴重な存在かもしれません。

店頭を彩るメニュー案内が派手で、何のお店かというのがすぐわかります。
テイクアウト・店内飲食どちらもOKで、庶民感あふれる感じのお店です。
たこ焼きは店内で食べると15個で740円、小ぶりサイズで食べやすく、ソース・しょうゆ・おつゆ・チーズと選べます。熱々のでき立てを青のりをたっぷりまぶして食べると美味しいです。
ほかにもお好み焼きや焼きそばもありますし、かき氷やソフトクリームなども食べられます。観光地にしては料金はリーズナブル価格です。

阪急電車の箕面線の終着駅であるこの箕面駅の改札を出るとすぐ左手にある和菓子のお店です。

どこででも見かける千鳥屋ですが、和風の落ち着いた雰囲気は安心感が感じられます。「箕面まで来て千鳥屋？」などと思いがちですが、季節感あふれる店頭演出がなかなか良く、特に秋の紅葉演出は良い雰囲気をかもし出しています。

ここにはいろいろな和菓子が並びます。定番の千鳥饅頭も良いのでしょうが、餡がたっぷり入った草餅を焼き上げたものがこれまた美味しいです。箕面滝道散策の際の食べ歩きにもちょうど良い一品かと思います。